ミギムキ

[WordPress] カテゴリー・タームの一覧をチェックボックス形式で表示したい

記事の一覧をターム情報で絞り込むといった動作をさせたいとき、タームの一覧をチェックボックスで表示したい場合があります。

そんなときにさっと使えるサンプルコードを検討してみました。

ラジオボタン版はこちら。セレクトボックス版はこちら

サンプルコード

<form action="" method="get"> <?php $terms = get_terms('tax_xxx'); if(!empty($terms) && !is_wp_error($terms)) { foreach($terms as $term) { echo '<label><input type="checkbox" name="checkbox_xxx[]" value="'. $term->slug .'"><span>'. $term->name .'</span></label>'; } } ?> </form>

「get_terms」は引数に指定したタクソノミーのターム情報を配列形式で取得できる関数です。

「get_terms」で取得した配列情報をforeach関数で一つずつ取り出してループさせます。サンプルコードでは「$term->slug」でチェックボックスのvalueにタームのスラッグを設定しています。

チェックボックスは複数の項目を選べるため、チェックしたvalueの内容を配列形式で受け取る必要があります。name属性の末尾に[]をつけることで、チェック内容を配列情報として送信できます。
[]がないとチェックした項目一つ分しか送信できません。

取得したチェックボックスの値をクエリに反映させる

上記サンプルコードでフォームの内容をGET送信したあと、チェックボックスに設定されたvalue(=タームのスラッグ)を使って記事の絞り込みを行う場合のサンプルコードもご紹介します。

<?php $args = array( 'post_type' => 'post_type_xxx', ); if($_GET['checkbox_xxx']) { $args += array( 'tax_query' => array( array( 'taxonomy' => 'tax_xxx', 'field' => 'slug', 'terms' => '$_GET['checkbox_xxx']' ) ) ); } $the_query = new WP_Query($args); if($the_query->have_posts()) { while($the_query->have_posts()) { $the_query->the_post(); ?> 〜 <?php } } wp_reset_postdata(); ?>

「$_GET['checkbox_xxx'])」に値が設定されている(=チェックボックスのデータがGET方式で渡されている)ときにだけ、「tax_query」の「terms」にセレクトボックスの値(スラッグ)を設定します。

設定の際に「+=」の代入演算子を使うことで、状況に応じてパラメーターの有無を切り替えています。

設定されたパラメーターで「WP_Query」を実行することで、選択されたチェックボックス(のタームスラッグ)に該当する記事絞り込まれて出力されます。

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