[WordPress] タクソノミーの親→子→孫タームを順番に取得したい

公開日:2024/04/14

タクソノミーに階層構造を持たせたときに、親→子→孫の順にリンクを表示するためのサンプルコードを紹介します。

タクソノミーアーカイブページ内で取得する場合

<?php
    $taxonomy_slug = $taxonomy;
    $parent_id = get_queried_object_id();
    // 子供のタームリストを取得（孫は取得しない）
    $childs = get_terms($taxonomy_slug, array('parent' => $parent_id));
    if(!empty($childs) && !is_wp_error($childs)) {
        echo '<ul>';
        foreach($childs as $child) {
            // リンクテキストを表示
            $child_link = get_term_link($child, $taxonomy_slug);
            echo '<li><a href="'. $child_link .'">'. $child->name .'</a></li>';

            // 孫のタームリストを取得
            $grand_childs = get_terms($taxonomy_slug, array('parent' => $child->term_id));
            if(!empty($grand_childs) && !is_wp_error($grand_childs)) {
                echo '<ul>';
                foreach($grand_childs as $grand_child) {
                    // リンクテキストを表示
                    $grand_child_link = get_term_link($grand_child, $taxonomy_slug);
                    echo '<li><a href="'. $grand_child_link .'">'. $grand_child->name .'</a></li>';
                }
                echo '</ul>';
            }
        }
        echo '</ul>';
    }
?>

「get_terms」関数のパラメータとして「parent」に親のタームIDを指定することで、その親の子にあたるターム（孫やひ孫を含まない）だけを取得することができます。
タクソノミーアーカイブページでは、グローバル変数「$taxonomy」にタクソノミーのスラッグが設定されているため、この値を参照してスラッグ名を意識せずに「get_terms」が実行できます。
取得したタームリストをforeachで取り出し、再度「get_term_link」関数を実行することで、孫のタームリストを取得しています。
入れ子になったループでリンクテキストを出力することで、子供、孫の一覧を順番に表示しています。

アーカイブページ以外で取得する場合

<?php
    $taxonomy_slug = 'tax_xxx';
    $parent_slug = 'tm_yyy';
    $parent_id = get_terms($taxonomy_slug, array('slug' => $parent_slug))[0]->term_id;
    // 子供のタームリストを取得（孫は取得しない）
    $childs = get_terms($taxonomy_slug, array('parent' => $parent_id));
    if(!empty($childs) && !is_wp_error($childs)) {
        echo '<ul>';
        foreach($childs as $child) {
            // リンクテキストを表示
            $child_link = get_term_link($child, $taxonomy_slug);
            echo '<li><a href="'. $child_link .'">'. $child->name .'</a></li>';

            // 孫のタームリストを取得
            $grand_childs = get_terms($taxonomy_slug, array('parent' => $child->term_id));
            if(!empty($grand_childs) && !is_wp_error($grand_childs)) {
                echo '<ul>';
                foreach($grand_childs as $grand_child) {
                    // リンクテキストを表示
                    $grand_child_link = get_term_link($grand_child, $taxonomy_slug);
                    echo '<li><a href="'. $grand_child_link .'">'. $grand_child->name .'</a></li>';
                }
                echo '</ul>';
            }
        }
        echo '</ul>';
    }
?>

アーカイブページ以外で同様の処理を行う際は、タクソノミースラッグとタームスラッグを直接指定する形で使用します。

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