Webサイトを多言語化するとき翻訳が漏れやすいポイント
翻訳対象の洗い出し
- Webサイトを海外向けにローカライズ対応する際、翻訳する文章の洗い出しが必要になります
- 翻訳を外注する場合、後で漏れが発覚するとその後のフォローが大変ですし、手間が増えてしまいます
- そこで、翻訳対象を洗い出す際、漏れやすい観点をリストアップしてみました
画像
- 画像の中に文字を埋め込んでいる場合、画像の差し替えが必要になります
- ツールなどを使ってテキストを抜き出しているときに漏れやすい観点となります。注意しましょう
- また、alt属性に設定している文字列も翻訳から漏れがちです。併せてピックアップしましょう
メールフォーム
- お問い合わせページなどを設けている場合、メールフォーム関係の文章に注意が必要です
- 項目名やプレースホルダーなどの目に見える部分はもちろん。入力チェックの警告文やエラー文、送信確認画面の見出しやボタンにも注意しましょう
- また、メールフォーム送信後に自動返信するメールのフォーマットも確認しましょう。メールのタイトル、本文、署名など、翻訳が必要になります
サンクスページ
- お問い合わせメールの送信や、注文の確定などの後に表示するサンクスページも漏れなく翻訳しましょう
- サンクスページのような特定の操作に紐づく画面は、URL解析ツールなどでページを洗い出した際に抽出できないことが多く、漏れやすいページです
検索ページ
- 検索フォームを置いているサイトは、検索結果の表示画面で使用する文字列に注意しましょう
- キーワードが見つかった場合、見つからなかった場合、それぞれの文言についてケアが必要です
404ページ
- 例外系のページになりますが、404ページも漏れやすいページの一つです。忘れずピックアップしましょう
ダウンロードコンテンツ
- ダウンロード用の資料やカタログなどを公開している場合は、資料そのものの翻訳が必要です
- ページではありませんが、列記としたコンテンツの一つとなりますので、漏れがないよう気をつけましょう
タイトル、ディスクリプション
- 内部SEOの観点で重要な文章になります。せっかく手間をかけて翻訳作業をするのですから、きちんとインデックスされるようなコンテンツを準備しましょう
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