PhotoShopのPSDデータと実装したページの色味が違ってしまう
PhotoShopのデザインデータを元にページを実装した際、PhotoShop上で見る色味と実装したページの色味が違ってしまう、ということがありました。
原因:プロファイル設定がおかしかった
原因を調べてみたところ、PSDデータを開く際のプロファイル設定に問題がありました。
PSDデータは「Japan Color 2001 Coated」というプロファイル設定で作成されており、これを開く際に「CMYK - Japan Color 2001 Coated」というプロファイルで開いている状態でした。
CMYKは主に印刷関係で使われる色表現(色空間)のため、ディスプレイで表示した際には色味が変わってしまっていたようです。
対策:「プロファイル変換」でプロファイル設定を変更した
PhotoShopには、プロファイル設定を変更するための機能が用意されています。
これを利用して「sRGB」方式にプロファイル変換をしたところ、色味の違いが解消されました。
手順①:「編集」→「プロファイル変換」
手順②:使用中のプロファイルを確認する
手順③:プロファイルを変更する
「変換後のカラースペース」からsRGB系のプロファイルを選択します。
今回は「sRGB IEC61966-2.1」というプロファイルを使用しました。
ご質問など受け付けています
記事の中でわかりにくかったところ、もっと知りたかったこと、間違っていることなど、何でもお気軽にご連絡ください。
ご連絡は下記フォームを利用いただくか、ツイッターアカウント@flat8migi宛てでもOKです。